ムーンストーンの意味について
ムーンストーンは和名を月長石といい、長石類の仲間で外観が美しく宝石に分類されたもののことです。
ムーンストーンといえば一般的に半透明で乳白色のものを想像しますが、無色・灰色・橙色・淡緑色・褐色・淡青色・黄色など、実は多彩なカラーバリエーションがあります。
しかし、どの色でも共通しているのは“シラー効果”です。
ムーンストーンは、正長石と曹長石が重なりあって薄い層を作っているものから成り立っていますが、これが光の内部反射と干渉を起こし、白や青の幻想的な光を発っします。
この“シラー効果”を、古来より月光に見立ててきたのです。
ムーンストーンの語源は、ギリシャ語で月を意味する“セレテニス”です。“月の満ち欠けに従い、その形も大きくなったり小さくなったりする”ということから名づけられたようです。
夢のような話に思えますが、現在のように電灯がなかった時代、夜の灯りはロウソクや月灯りでした。
そんな中、ムーンストーンを見ればやはり月をともに満ち欠けしたように見えたことでしょう。
ムーンストーンの神秘性を垣間見る逸話ではあります。
